こんなこともトラウマに?
2023年 08月 24日
★イオンモール熊本から車で5分。高校生までのお子さまと女性のためのカウンセリングルームです。臨床心理士/公認心理師★
ソマティックエクスペリエンシング®(以下SE™)のセッションをしているとご相談の方から「こんなこともトラウマだったの?」と言われることがあります。
自分としては大した事ではないこと、そんなことも身体の記憶として残っていることがあります。
実際私もそうでした。SE™のトレーニングを受け始めた頃、自分でもセッションを受けながら「こんなこともトラウマになるの?」と思ったことがあります。
その頃はトラウマって事件や事故、また失恋とか…とてもショッキングな出来事だと思っていました。
でも日常のなんでもないと思っていること、例えば私の場合は「子供の頃急用で両親が出かけて一人で留守番したこと」でした。こんなことが?ということが身体に反応として残っていたり、他の出来事とむすびついていたり…。
身体は小さいと思えることでもしっかり防衛の体制を取って守ってくれているのだなと感じます。
出来事に対する身体の反応の残り方はそれぞれです。大きいと思えることでもそうでもなかったり、大したことないとおもえることでも身体に反応が残っていたり…。
その時の自分の状態だったり、その時しっかり防衛ができていたかどうか、誰か助けてくれる人がいたかどうか…などでも変わってきます。
頭の記憶と身体の記憶は違うのです。身体の凄さとありがたさを感じます。
一つの出来事でも、身体にいろんな反応が残っていることもあります。セッションの中ではそれを丁寧に扱っていきます。そうして身体を解放していくことによりトラウマが癒やされ、自律神経が整っていくのです。
一回目で「物足りない」と感じられるかもしれません。身体がトラウマ状態にあるほど身体が頑張って防衛を続けているので変化を感じにくいかもしれません。
回数を重ねるほど神経系は整っていきます。
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by harunireroom1231
| 2023-08-24 09:39
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